- 気分障害(うつ病、双極性障害)
- 不安障害(パニック症 社交不安症)
- 月経に関する精神的な病気(月経前症候群、更年期障害)
- トラウマ関連症状(急性ストレス障害、外傷後トラウマ障害)
- 大人の発達障害(自閉症スペクトラム症 注意欠陥多動性障害ADHD)
- 統合失調症(統合失調スペクトラム障害)
気分障害(うつ病、双極性障害)
うつ病
・気分が憂うつ へこんでばかりいる
・やる気がしない
・何するのもおっくう、面倒くさい
・頭の回転がおちている、忘れっぽい、何からやればいいかわからない
・今まで楽しかったことが、つまらなくなってきた。
というような症状が少なくとも2週間以上続いているときは、うつ病を考えてみましょう。
そのほかに、頭痛、肩こり、のどのつまった感じ、食欲がない、下痢がつづくなど身体の症状も同時にあることが多いです。
なぜそうなるのかは、その方を取り巻く状況や、ものごとの考え方や、体質的なものなど、さまざまな要因が考えられます。ホームページ上の「自律神経を知ろう」をご参照ください。
治療は
・しっかり休息をとる
・必要なら、薬物療法
・うつ病になってしまった原因を知る
ことを主な柱としています。具体的には、個々の患者さんによってちがうので、診察で話していきましょう。
双極性障害(躁うつ病)
・気分が高揚して、上機嫌、怒りっぽくなる
・自信満々
・おしゃべり
・いつもより活動的になる
・注意散漫になる
などの「躁状態」がある場合は、双極性障害(躁うつ病)かもしれません。思い当たるときがあれば、ぜひ教えてください。
双極性障害は、うつ病よりも自殺率が高いという報告があります。また早期に治療することで、自殺率を防げることもあります。もしかしたらと思ったら、早めにご相談ください。
うつ病学会の「双極性障害(躁うつ病)とつきあうために」に大変詳しく書いてありますので、ご参照ください。
https://www.secretariat.ne.jp/jsmd/gakkai/shiryo/data/bd_kaisetsu_ver9-20180730.pdf